About DeuSEL
顿别耻厂贰尝&谤别驳;(デューゼル)は、ミドリムシからつくったバイオ?ディーゼル。
体长0.05ミリ、植物と动物両方の性质を持つ微细藻类ミドリムシ(学名:ユーグレナ)から
次世代のバイオディーゼルをつくりだす、いすゞとユーグレナ社の共同研究。
それが顿别耻厂贰尝®プロジェクトです。
いすゞは、毎日たくさんの输送车両を生产する会社として、
より环境负荷の少ない物流社会を筑いていくために。
ユーグレナ社は、世界で唯一のミドリムシ屋外大量培养技术を持つ会社として、
ミドリムシを活用したバイオディーゼルの実用化を加速させるために。
このプロジェクトから、地球にやさしい炭素循环型の未来を目指します。
DeuSEL®(デューゼル)は、顿滨贰厂贰尝(ディーゼル)と别耻驳濒别苍补(ユーグレナ)を组み合わせた造语で、
ユーグレナ(和名:ミドリムシ)からつくったバイオディーゼルを表すいすゞ自动车株式会社と
株式会社ユーグレナが共同で登録した商标です。
2014年7月1日から、いすゞ藤沢工場 湘南台駅のシャトルバスとして定期運行。
DeuSEL®バスは、通常のディーゼルエンジンを搭载したバスに、ミドリムシからつくった燃料顿别耻厂贰尝®を入れて运行するシャトルバスです。2014年7月1日から、神奈川県のいすゞ藤沢工场と湘南台駅を定期运行します。このバスは、いすゞ社员の通勤や、工场に御用のお客様の送迎用として平日は毎日运行します。
いすゞの社用车で运行する送迎バスです。
メンテナンス等の理由により、予告なく顿别耻厂贰尝®バスを运休する场合があります。
ミドリムシでバスが走るとは?
微細藻類 ミドリムシとは?
ミドリムシ(学名:ユーグレナ)は颁翱2を吸収しながら光合成で育つ、体長わずか0.05ミリの小さな藻の一種です。バイオ燃料の原料となることから、環境問題の解決の一助を担う素材として注目されています。また、ビタミン類、必須アミノ酸、DHAなど59 種類の豊富な栄養素を持つことより、健康食材としての活用も進んでいます。
ミドリムシは軽油に近い性质の油分をつくりだす。
ミドリムシの育て方を工夫することで、体内に軽油に近い油をつくらせることができます。この油分を抽出し精製することで、トラックやバス、飞行机などの燃料をつくりだすことが可能です。
顿别耻厂贰尝&谤别驳;ができるまで
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(1)ミドリムシの培养
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(2)粉末にする
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(3)油脂分の抽出
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(4)精製等を経て顿别耻厂贰尝&谤别驳;に
顿别耻厂贰尝&谤别驳;は、地球を救うかもしれない。
顿别耻厂贰尝&谤别驳;には颁翱2削减効果が。
ミドリムシは、颁翱2を吸収して酸素を生み出す「光合成」で育ちます。また、ミドリムシの光合成効率は热帯雨林の数倍と言われています。ミドリムシは効率良く光合成をし、颁翱2を吸収しながら成长する过程で油をつくりだします。この油からつくられた顿别耻厂贰尝®を燃やし排出される颁翱2は、もともとミドリムシが吸収した颁翱2であるため、顿别耻厂贰尝®は环境负荷が限定的な炭素循环型の燃料と言えます。
顿别耻厂贰尝&谤别驳;は食料と非竞合。
ミドリムシは培养する际に农地を必要としないため、他のバイオ燃料で问题となる农地との竞合性が低く、バイオ燃料による食料価格への影响が限定的です。また、现在バイオ燃料候补として挙げられている植物よりも、敷地面积当たりの油脂生产性が高いことも特徴です。
顿别耻厂贰尝&谤别驳;が描く未来とは。
炭素循环型物流社会へ。
私たちの生活に欠かすことのできない物流。それを支えているのはトラックやバスといったディーゼル车両です。そんな车両がもっと环境にやさしくなったら。いすゞも、ハイブリッドディーゼル、天然ガスなど环境対応を进めていますが、大きな期待を寄せているもののひとつが、颁翱2を吸収して育つミドリムシ由来のバイオディーゼル顿别耻厂贰尝®。このプロジェクトは炭素循环型の物流社会をつくる第一歩なのです。
资源の少ない日本だから目指す新エネルギー。
地球环境への负荷の軽减を目的に、世界中で様々な代替エネルギーの研究开発が行われています。资源が少ない日本だからこそ、资源ではなく技术力で取り组むことのできる代替エネルギー开発は重要です。ミドリムシの大量培养技术は日本だけの技术であり、このミドリムシ由来の顿别耻厂贰尝®が、持続的に供给可能な日本の燃料开発の一翼を担うかもしれません。日本の未来のために、地球环境のために、顿别耻厂贰尝®の技术开発を进めていきます。
もしこんなトラックが世界中を走ったら。
荷台の天井には培养プール。
太阳を浴び空気中の颁翱2で育ったミドリムシは、トラック内で精製され顿别耻厂贰尝®に。
そして、ディーゼルエンジンを动かす。排気ガス中の颁翱2は、大気を通じて培养プールへ。
その颁翱2でまたミドリムシが育つ。トラック一台で炭素循环型输送が完结。
そんな梦のトラックを、いすゞのデザイナーたちが描いてみました。
こんなトラックたちが世界中を走ったら、
地球はもっと美しくなるだろうな、という想いをもって。